水のまち 「水都」東京はよみがえるか

バブル期に東京は湾岸エリアに膨張しようとしていた。

ウォーターフロントという言葉が流行り、土地の価格が上昇を極めた東京では安い土地、新たなフロンティアを人々が湾岸エリアに求めていった。

バブルがはじけてから20年以上がたった今、当時最先端だった湾岸のプロジェクトのうちの幾つかは今や空き家になろうとしている。

かつて東京モーターショーが行われた晴海の国際展示場跡地に出来たトリトンスクエアには、キーテナントである住友商事が退居し、大きな空白が生じようとしている。